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【ECN/STP】朝スキャEA 「Burning Water」の口座タイプ別比較!

今回は昨年末に登場した朝スキャEA「Burning Water」の口座タイプ別比較を3か月分まとめようと思います!

EAをどこのブローカー、口座タイプ(ECN/STP)で稼働させるのがよいかって難しいですよね…
ブローカーによって結果が全然違ったり、口座タイプによっても全然違ったり…
EAによってその影響を受けやすかったりそうでなかったり。。

今回は同じブローカーで、口座タイプの違いのみに絞ってどう結果が変わるか検証してみました!
簡単に説明すると、ほんとに外付け手数料払ってまでECNの方がよいのかってことを検証してみたかっただけです。

購入してから毎週続けてきた検証ですが、いったん今回で最終回なので簡単にEAと検証内容の説明から。

 

Burning Waterとは

InstaFXで有名なAlexaさんの新作EAで、特徴を簡単に説明すると「AIで相場を解析する多通貨ペア対応の朝スキャEA」です!
合計で12通貨ペアに対応しているのですが、EA自体は4種類(Alpha/Beta/Gamma/Delta)のEAで3通貨ペアごとに分かれています。

 
Burning_Water_Alpha
対応通貨ペア:EUR/USD、AUD/JPY、EUR/GBP

Burning_Water_Beta
対応通貨ペア:USD/JPY、GBP/JPY、AUD/CAD

Burning_Water_Gamma
対応通貨ペア:GBP/USD、EUR/JPY、AUD/CHF

Burning_Water_Delta
対応通貨ペア:USD/CHF、EUR/CHF、USD/CAD

今回もEAの紹介はこれくらいで。また簡単に説明しすぎ。。Σ(゚Д゚;)

 
 

検証内容

検証内容といっても大して細かい事をしているわけでもなく、ただリアル口座のECNとSTPで稼働させた場合に、どれだけ成績に差が出るのか?ということを検証しているだけです。

スキャルピングEAはスプレッドの狭いECNで動かした方が、成績が良くなるというのは割とよく聞く事かと思います。
それ以外にもECNのメリットはいろいろありますが、外付け手数料やTariTaliのキャッシュバック額含めECNにもマイナスな部分はあります。
そういったものを加味するとほんとにECNの方がよいのだろうか??というのを以前から疑問に思っていました。
それが、この検証をしてみたくなった始まりです。

ECN/STPどちらで動かした方がよいかは、EAによって変わってくる部分ではありますし、ブローカーによっても変わるとは思います。
なので、今回の結果が全てのEAに当てはまるわけでは当然ありませんが、Burning Waterの場合は3か月で思ったより差がでました。

 
比較の対象ですが、作者AlexaさんのTitan BLADE口座(ECN)と僕の稼働させているTitan STANDARD口座(STP)での比較になります。
Alexaさんがmyfxbookでリアルな成績を公開していてくれたのも、この検証をするきっかけになったので感謝です!

 
 
比較方法は、Alexaさんのmyfxbookのフォワードがドル建てだったので、僕の円建て口座と損益だと比較しにくいこともありpipsベースで比較することに。

普段はエントリーごとにTariTaliのキャッシュバックの事を考えたりはしてませんが、今回はECNの外付け手数料とTariTaliのキャッシュバック額も含めての比較です。

 
TariTaliって何という方はこちらから↓

 
1エントリーあたりの外付け手数料とTariTaliのキャッシュバックをpipsに換算したものが以下になります。

■外付け手数料(10万通貨)
Titan BLADE(ECN)は往復で7ドルなので「-0.7pips」
Titan STANDARD(STP)は外付け手数料は無いので「0pips」

■TariTaliのキャッシュバック(10万通貨)
Titan BLADE(ECN)は1.2ドルなので「+0.12pips」
Titan STANDARD(STP)は4ドルなので「+0.4pips」

 
この条件で比較してみました。
以下、12月からの3か月分の比較になります!

Burning Water Series(4セット)比較

 

Titan口座別【2019年12月2日~2020年2月28日】
Burning Water Series(4セット)
口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 348回 275回
勝-負 247-101 207-68
外付け手数料 -243.6 pips 0 pips
獲得pips -85.4 pips -225.3 pips
TariTaliキャッシュバック 41.76 pips 110 pips
トータル -287.24 pips -115.3 pips
PF(プロフィットファクター) 0.67 0.68
勝率 71% 75%
平均利益 4.16 pips 3.32 pips
平均損失 -11.01 pips -13.43 pips
最大利益 26.4 pips 31.4 pips
最大損失 -65.9 pips -66.3 pips
Long回数 223回 184回
Short回数 125回 91回
平均トレード時間 2h 9m 2h 36m
※スワップは含んでいません(勝-負はスワップ込み)

 
以上が、全シリーズを3か月間動かしたトータルの成績になります!
残念ながら現状トータルでは両口座ともに敗北。(´;ω;`)

 
 
エントリー数

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 348回 275回

3か月でこれだけエントリー数に差が出ました。
STANDARDで稼働させているBurning WaterのMAXスプレッドを、もう少し広くすればエントリー数の差は縮まるのかなとも思いますが、設定はデフォルトでの比較なので、とりあえずそれは置いておいて。
通貨ペアによってエントリー数の差が結構あるので、そのあたりも後で見ていこうと思います。

 
 
獲得pips

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
獲得pips -85.4 pips -225.3 pips

BLADEの方がマイナスを断然抑えられています。
しかし、ここにはBLADEの外付け手数料が含まれていません。

以下、外付け手数料とTariTaliキャッシュバック

 
 
外付け手数料

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
外付け手数料 -243.6 pips 0 pips

 
 
TariTaliキャッシュバック

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
TariTaliキャッシュバック +41.76 pips +110 pips

 
 
獲得pips、外付け手数料、TariTaliキャッシュバックを合算したトータル

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
トータル -287.24 pips -115.3 pips

となり、STANDARDの方が負けをかなり抑えられる結果に
TariTaliのキャッシュバックも大きいけど、やっぱりECNの外付け手数料痛いな…

 
ちなみにPFは両口座とも大体同じ。
他の項目を見てもBLADEの方が数値的にはよい項目が多いかなと思います。
BLADEは外付け手数料かかって、狭いスプレッドで取引できる環境なので、そりゃそうなってくれないと!
とは思いますが、手数料分以上勝てないのであれば何の意味もないですよね。。(;^ω^)

 
 
ということで、シリーズトータルは残念な結果になってしまいましたが、次は各シリーズ別の比較です!

シリーズ別比較

 
まずは、Alpha

Titan口座別【2019年12月2日~2020年2月28日】
Burning_Water_Alpha
 EUR/USD、AUD/JPY、EUR/GBP
口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 77回 59回
勝-負 55-22 47-12
外付け手数料 -53.9 pips 0 pips
獲得pips 46 pips -6.5 pips
TariTaliキャッシュバック 9.24 pips 23.6 pips
トータル 1.34 pips 17.1 pips

1月末まで少しマイナスだったAlphaですが、2月を終えて両口座ともにトータルプラ転!
シリーズトータル同様に、エントリー数はBLADEの方が多く、獲得pipsもBLADEの方がよいのですが、ここでも外付け手数料とTariTaliのキャッシュバックを含めるとSTANDARDの方がよい結果に。

 
 
続いてBeta

Titan口座別【2019年12月2日~2020年2月28日】
Burning_Water_Beta
 USD/JPY、GBP/JPY、AUD/CAD
口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 88回 74回
勝-負 56-32 52-22
外付け手数料 -61.6 pips 0 pips
獲得pips -181 pips -218.4 pips
TariTaliキャッシュバック 10.56 pips 29.6 pips
トータル -232.04 pips -188.8 pips

Betaはボロ負けです。。(´;ω;`)
こちらもシリーズトータル・Alpha同様にBLADEの方がエントリー数は多く、獲得pipsもよいのですが、トータルはSTANDARDの方がよいという結果に。

 
 
続いてGamma

Titan口座別【2019年12月2日~2020年2月28日】
Burning_Water_Gamma
 GBP/USD、EUR/JPY、AUD/CHF
口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 120回 78回
勝-負 88-32 57-21
外付け手数料 -84 pips 0 pips
獲得pips -54 pips -63.2 pips
TariTaliキャッシュバック 14.4 pips 31.2 pips
トータル -123.6 pips -32 pips

Gammaも両口座ともマイナスなのですが、2月を終えてSTANDARDが少しプラ転も見えて来たかなといった感じです。
ただ、Gammaは他のシリーズに比べてエントリー数に差がありすぎるんですよね。。(;^ω^)

・BLADE:120回
・STANDARD:78回

 
通貨ペア別にみると

■GBP/USD
・BLADE 37回
・STANDARD 32回

■EUR/JPY
・BLADE 62回
・STANDARD 31回

■AUD/CHF
・BLADE 21回
・STANDARD 15回

見て頂いた通り、EUR/JPYだけエントリー数の差が凄い事に。。
ただ、EUR/JPYは損益的にはどちらの口座もプラスなんですよね。(;^ω^)
そのあたりは通貨ペア別の成績で後ほど書きます。

 
 
最後にDelta

Titan口座別【2019年12月2日~2020年2月28日】
Burning_Water_Delta
 USD/CHF、EUR/CHF、USD/CAD
口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 63回 64回
勝-負 48-15 51-13
外付け手数料 -44.1 pips 0 pips
獲得pips 103.6 pips 62.8 pips
TariTaliキャッシュバック 7.56 pips 25.6 pips
トータル 67.06 pips 88.4 pips

シリーズの中で一番安定して勝ってくれているのがこのDelta!
2月も両口座ともトータルを伸ばしてくれました!╭( ・ㅂ・)و

Deltaは他のシリーズと違いエントリー数に差はあまりなく、むしろSTANDARDの方が1回多いという結果に。
獲得pipsは他のシリーズ同様にBLADEの方がよいです。
しかし、トータルはこちらもSTANDARDの方がよいという結果に。

 
 
ということで各シリーズの結果を比較してきましたが、獲得pipsはBLADEの方が全てのシリーズで勝っているのですが、外付け手数料とTariTaliのキャッシュバックまで含めるトータルではすべてのシリーズでSTANDARDの方が勝っているという結果に
こういう結果が出たので、Burning Waterは今後もSTANDARDでいいかな。。
まぁ3か月の検証なので今後どうなっていくかは分かりませんけど。(;^ω^)

現状の成績を見る限りBurning WaterシリーズはDeltaが圧倒的に成績が良いです!
twitterフォローさせていただいている方が、Burning Water出たころに予言していた通りになってる気も…
分かる人にはやっぱり分かるのかな…

とはいえ、負けているシリーズも勝っている通貨ペアはあるので、通貨ペア別の比較もしてみようと思います!

通貨ペア別比較

 
■BLADE↓

 
■STANDARD↓

 
BLADE口座の方は外付け手数料のせいでpipsがプラスでも損益がマイナスのものもあります。
大きく負けている通貨ペアはポンド絡みが多いですね…
まぁ今まで毎週見ていたので今更ではありますが。。(;^ω^)

ドル円もBLADEとSTANDARDで大きな差が出ています。

そして、獲得pipsとトータル損益が両口座ともに勝っている通貨ペアは以下4通貨ペア!

 
■AUD/CAD(Beta)

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 17回 17回
外付け手数料 -11.9 pips 0 pips
獲得pips 36.3 pips 19.1 pips
TariTaliキャッシュバック 2.04 pips 6.8 pips
トータル 26.44 pips 25.9 pips

 
 
■EUR/JPY(Gamma)

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 62回 31回
外付け手数料 -43.4 pips 0 pips
獲得pips 70.4 pips 38.5 pips
TariTaliキャッシュバック 7.44 pips 12.4 pips
トータル 34.44 pips 50.9 pips

 
 
■USD/CAD(Delta)

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 32回 36回
外付け手数料 -22.4 pips 0 pips
獲得pips 78 pips 79 pips
TariTaliキャッシュバック 3.84 pips 14.4 pips
トータル 59.44 pips 93.4 pips

 
 
■EUR/USD(Alpha)

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 24回 17回
外付け手数料 -16.8 pips 0 pips
獲得pips 42.9 pips 13.8 pips
TariTaliキャッシュバック 2.88 pips 6.8 pips
トータル 28.98 pips 20.6 pips

 
現状見る限りはUSD/CAD(Delta)が一番調子いい感じですね!
ちなみにBurning Waterの対応通貨ペアでカナダドル絡みの通貨ペアは2つしかありませんが、両方とも勝ってます。

両口座ともにプラスまで惜しかったのが、USD/CHF(Delta)
エントリー数が極端に少ないのは気になりますが。
 
 
■USD/CHF(Delta)

口座タイプ BLADE(ECN) STANDARD(STP)
エントリー数 5回 6回
外付け手数料 -3.5 pips 0 pips
獲得pips 1.3 pips 9.9 pips
TariTaliキャッシュバック 0.6 pips 2.4 pips
トータル -1.6 pips 12.3 pips

 
この結果を受けてボロ負けしている通貨ペアを止めるという選択もありかと思いますが、僕はまだデータをとってみたいので最低ロットでもすべてのシリーズを稼働する予定です。
なので、調子のよい通貨ペアのロットを少しだけ上げてみようかと思います。

どういう基準で上げようか考えてみたのですが…
平均利益、最大損失、エントリー数、PFなど、この3か月で入手したもろもろのデータを考慮して…
とか少し考えたりもしましたが…

結局勝ってるのが強い!
ということで単純に勝っている通貨ペアのロットを少し増やすことに!笑

その中でエントリー数にあまり差のないもの、もしくはSTANDARDの方がエントリーが多いものをさらに少しロットを増やしてみることに。
エントリー数に関しては、差のないものやSTANDARDの方が少し多いものは、STANDARDのスプレッドでもECNとエントリーにあまり差が出ていないという意味で、今の設定で通用している通貨ペアなのかなと思ったからです。

まとめ

ということで、まだ稼働させ始めて3か月の比較ではありますが、同じブローカーでECN/STPどっちが成績よくなるかという疑問に関しては、個人的には有意義な比較だったかなと。
半年後とかにまた比較してみたらECNの方が断然いいじゃん!ってなってるかもしれませんけど。(゜Д゜;)

残念ながらシリーズトータルで今は勝ってはいませんが、これからどのシリーズもプラスになることを期待しています!
とりあえず3か月間ではありますが疑問に思っていたことを検証できましたし、毎週比較するのに少し疲れましたのでしばらくお休みします。笑

現在コロナショックの真っ最中で、この3か月の検証結果を参考にしていいのか疑問しかない相場状況ですが、僕は何となくデータ取りも含めて相変わらず動かしています。(;^ω^)
たぶん今はEA自体止めておいた方が無難なのでしょうけど。。

他の方の結果をブログなどで見ていると、ブローカーによって全然違う結果をみたりもしたので、すべての方の参考にはならないかもしれませんが、
この検証がどなたかの参考になれば嬉しいです!

 

くらげ
またしばらくしたら比較してみようかな!

 

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