海外のFX業者で取引するうえで知らないと損するのが、TariTali(タリタリ)等のキャッシュバックサービスです。
僕もFXを始めた頃はキャッシュバックの存在自体を知らなかったので随分損しました…
今回は「TariTali(タリタリ)」、「FinalCashBack(ファイナルキャッシュバック)」、「RoyalCashBack(ロイヤルキャッシュバック)」と人気のキャッシュバックサービスを比較しながら、キャッシュバックの仕組み・メリット・デメリットなどを解説します!
トレードする度に発生するキャッシュバックなので、海外FXするのであれば絶対おさえておきたいサービスです!
キャッシュバックサービス等を提供している業者をIB(Introducing Broker)業者といいます。
なんでキャッシュバックがもらえるのか疑問に思うかもしれませんが、海外FX業者の多くは宣伝などの業務の一部をIB業者に委託していて、ユーザーがIB業者経由で口座を開設して取引すると、その取引量に応じてFX業者からIB業者に報酬が支払われます。
その支払われた報酬の大半もしくは一部をユーザーにキャッシュバックするというのが、キャッシュバックサービスの仕組みです。
海外FX業者のスプレッドが国内に比べて広いのは、こういったところにも理由があるので、こういったIB業者を通さずにトレードしていると、ただ広いスプレッドでトレードしているだけという悲しい事にもなりかねません。
IB業者を経由していればキャッシュバックされたものが、経由していないだけでその分がそのままFX業者の利益になってしまいます。(´;ω;`)
結論から書いてしまうとキャッシュバック率含め、一番のおすすめはTariTali(タリタリ)です!
しかし、TariTaliはFinalCashBackと比べると取り扱いFX業者が少なめなので、
もしTariTaliが取り扱っていないFX業者を使用している場合は、他のIB業者(FinalCashBack、RoyalCashBackなど)を選ぶことになると思います。
TariTali(タリタリ)の登録と口座開設方法は、別の記事で解説しています↓
TariTali(タリタリ)の登録とXM、Titan口座開設方法
キャッシュバックサービスがどういったものか大体分かって頂けたかと思いますが、
各IB業者によってキャッシュバック率など細かい違いがあるので、早速TariTali、FinalCashBack、RoyalCashBackの比較をしていこうと思います!
キャッシュバックサービスを選ぶうえで、最も重要といえるのがキャッシュバック率の高さです。
トレードする度に発生するキャッシュバックなので、少しの差でも積み重なると大きいです!
いくつかのFX業者の口座タイプ別でのキャッシュバック率を比較します。
FX業者 | 口座タイプ | TariTali | FinalCashBack | RoyalCashBack |
---|---|---|---|---|
XM |
スタンダード口座 | 9USD(990円) HighRebate |
6USD(660円) | 8.5USD(935円) |
ZERO口座 | 4.5USD(495円) HighRebate |
– | 4.25USD(467円) | |
TitanFX |
スタンダード口座 | 4.675USD(514円) | 0.32pips(352円) | 4.675USD(514円) |
ブレード口座 | 1.4025USD(154円) | 0.8USD(88円) | 1.4025USD(154円) | |
AXIORY |
スタンダード口座 | 4.5USD(495円) | 3USD(330円) | 4.5USD(495円) |
ナノスプレッド口座 | 1.8USD(198円) | 1.2USD(132円) | 1.8USD(198円) | |
Tradeview |
xLeverage口座 | 8.5USD(935円) | – | 8.5USD(935円) |
ILC口座 | 2.125USD(233円) | 50%(約1.25USD/約137円) | 2.125USD(233円) | |
TTCM |
Classic口座 | 4.5USD(495円) | 2.5USD(275円) | 4.5USD(495円) |
PRO口座 | 1.8USD(198円) | 1USD(110円) | 1.8USD(198円) | |
GEMFOREX |
オールインワン口座 | 0.8pips(880円) | 0.5pips(550円) | – |
ノースプレッド口座 | 0.08pips(88円) | – | – | |
FXGT |
スタンダード口座 | 9.9USD(1,089円) | – | 9.9USD(1,089円) |
ECN口座 | 4.5USD(495円) | – | 4.5USD(495円) | |
exness |
スタンダード口座 | スプレッドの38% | – | スプレッドの38% |
プロ口座 | スプレッドの17% | – | スプレッドの17% |
比較表から分かるようにTariTaliとRoyalCashBackのキャッシュバック率が圧倒的です!
去年と比べるとRoyalCashBackのキャッシュバック率が上がってTariTaliとだいぶ拮抗しています。
TariTaliはHighRebate(ハイリベート)というキャッシュバック率が90%~100%という、高いキャッシュバック率を特徴としたサービスを2018年から展開しているので、HighRebateに現在対応しているXM、HotForexに関しては圧倒的なキャッシュバック率です!
HighRebate(ハイリベート)についてはこちらの記事に書いてあります↓
キャッシュバックサービスTariTaliがHighRebate(ハイリベート)の提供を開始!
FinalCashBackは2社に比べるとだいぶ低いキャッシュバック率になります。
ということで、キャッシュバック率はTariTaliが一番良い事が分かります!
さらに、他のIB業者の方がキャッシュバック率が高いということがあった場合、
TariTaliは「最高キャッシュバック率保証」を謳っているので、連絡すればユーザー単位でキャッシュバック率の引き上げをしてくれます!
IB業者が取り扱っているFX業者が、自分の使用しているFX業者に対応していなくては意味がありません。
なので、各社の取り扱っているFX業者を比較します!【2022年1月現在】
TariTali | FinalCashBack | RoyalCashBack | |
---|---|---|---|
取り扱いFX業者数 | 20社 | 36社 | 15社 |
比較表の通り、FinalCashBackが取扱FX業者が36社と圧倒的な業者数です!
TariTaliとRoyalCashBackは去年までは同じくらいの数でしたが、今年はTariTaliは20社、RoyalCashBackは15社と、TariTaliがRoyalCashBackより対応業者が多くなりました!
取扱業者も結構似ている感じですが、GEMFOREXと、追加されたばかりのThreeTraderはTariTaliは取り扱っているものの、RoyalCashBackでの取り扱いは今のところありません。
キャッシュバックを出金する際の違いや、サイトにキャッシュバックが反映されるタイミングについても比較してみます。
TariTali | FinalCashBack | RoyalCashBack | |
---|---|---|---|
出金方法 | 国内・海外銀行振込 bitwallet SticPay |
銀行振込 PayPal |
銀行振込 |
出金最低額 | 1,500円 | 5,000円 | 5,000円 |
出金手数料 | 無料(海外銀行振込時は手数料あり) | 銀行振込:無料 PayPal:3.6%+約40円 |
無料 |
キャッシュバックの反映 | トレード毎に取引後数時間程度 | 翌月25日に1ヵ月分をまとめて | 翌月20日に1ヵ月分をまとめて |
キャッシュバック支払いサイクル | 出金最低額を超えていれば、いつでも可能 | 出金最低額を超えていれば、翌月25日から3営業日前後に自動的に振り込み | 出金最低額を超えていれば、月に一度可能 |
銀行振り込みの場合、3社とも出金手数料が無料です!
TariTaliは海外銀行振り込みにも対応していますが、海外銀行振込の場合は振込手数料、着金手数料がかかり、最低支払金額は20,000円となります。
TariTaliは、銀行振込以外にbitwalletとSticPayへの出金にも対応しているので便利です!
FX業者がbitwalletに対応している場合、TariTali→bitwallet→FX業者といった入出金の流れが手数料無料で簡単に完結します。
なので、僕はキャッシュバックをbitwalletへ出金して、自分の使っているFX業者に入金するといった形で、bitwalletをTariTaliとFX業者の間に挟んでいます。
ちなみにbitwalletは国内銀行への出金手数料も824円で出金できるので、対応しているFX業者を使っている場合はアカウントを作っておくと結構便利かと思います!
bitwalletの対応や入出金に関しては、各ブローカーによって違いがあるのでお使いのブローカーで確認してみてください。
bitwalletの登録はこちらから
出金最低額は、TariTaliのみ1,500円と一番安く、他2社は5,000円になります。
キャッシュバックの支払いサイクルについては、FinalCashBackとRoyalCashBackが月に1回なのに対して、
TariTaliは出金最低額を超えていればいつでも出金リクエストをすることが可能です!
そして、キャッシュバックサイトにキャッシュバックが反映されるタイミングも、FinalCashBackとRoyalCashBackが月に1回まとめて反映されるのに対して、
TariTaliは取引後数時間で、1トレード毎に全ての取引が反映されます!
こんな感じです↓
TariTaliにログインして「履歴一覧」部分に、全ての取引のキャッシュバックが反映されていくので、透明性という部分でもTariTaliが圧倒的に信頼できます!
RoyalCashBackは、Wキャッシュバックボーナスキャンペーンなど、TariTaliでは見かけないキャンペーンもあります。
※Wキャッシュバックボーナスキャンペーン
期間中に新規ユーザー登録、キャンペーン対象業者の口座開設、決められたロット数の取引をするなどの条件があります。
こういったキャンペーンはうまく使っていきたいところですが、
RoyalCashBackはサイトに会社の所在などの表記が無いという点で不安な部分もあります。
ネットショップに「特定商取引法に基づく表記」が無いみたいなイメージでしょうか…
キャッシュバック率がどうこう以前に、キャッシュバックを預けておくのが少し不安になってしまいます。
そこまで気にするほどの事でもないかもしれませんが、TariTaliやFinalCashBackがそのあたりをちゃんと表記しているだけに余計にそう思ってしまいます。。
FinalCashBackもキャンペーン対象業者の口座開設や決められたロット数を取引するなどの条件はありますが、TariTaliでは見かけないキャンペーンが行われていたりするので、FinalCashBackで口座開設をする際はチェックしてみるのもいいかと思います!
ただ、個人的にはFX業者もそうなのですが、あまり期間限定とかのキャンペーン押しのところは苦手なので、単純にサービスやキャッシュバック率で決めたほうがいいかとは思っています。
魅力的なキャンペーンもあるとは思うので、そのあたりはうまく利用していくのも手かとは思いますけどね!
今まで各IB業者の比較をしてきましたが、こういったキャッシュバックサービスにもデメリットはあります。
IB業者を使うことによってのデメリットはこれが一番かなと思います。
もともと入金ボーナスなどが無いFX業者もありますが、入金ボーナスを導入しているFX業者の場合はボーナスもうまく使いたいですよね。
例えば、XMのスタンダード口座の場合は、入金すると証拠金として使えるボーナスが受け取れますが、こういった入金ボーナスが受け取れなくなります。
個人的にはキャッシュバックの方が得だと思うので、入金ボーナスはあまり気にしていません。
ただ、せっかくもらえるボーナスなのでうまく利用したい場合もあるかと思います。
そういった場合は、IB業者を経由したキャッシュバック口座とは別に、ボーナスを受け取る用の通常口座も作っておくのもいいかもしれません。
僕もボーナスを受け取る用の口座は一応作ってあります。あまり使っていませんが。。
僕の使用しているブローカーは対応していないのですが、
TariTaliは一部のブローカーで入金ボーナスとキャッシュバックを2重どりできるブローカーもあります。
対応ブローカーはHotForex / AXIORY / TTCM(TradersTrust) / LANDFX / FBS / Bitterz / MyFXMarkets / FXBeyond / GEMFOREX / VANTAGE FX / FXGT / MiltonMarkets【2022年1月時点】
詳細は各ブローカー毎に違うようなので、気になる方はチェックしてみてください!
IB業者を経由した口座にスプレッドを上乗せ(スプレッドが通常より広がる・マークアップ)するFX業者がまれにいるそうです。
こういった事をマークアップといいますが、せっかくIB業者を経由してキャッシュバックしてもらっても、通常の口座よりスプレッドを広げられていたら、何のためにIB業者を経由させているのか分からなくなってしまいます。。(;^ω^)
今回比較したキャッシュバックサービスは、通常の口座開設と同じスプレッドを提供しているFX業者のみと提携しているようですが、
そういった悪質な業者もまれにいるようですので、キャッシュバックサービスを利用する際はそういったリスクがあることは知っておいた方がいいかもしれません。
TariTaliの場合は、もし通常に開設した口座とスプレッドに変動があった場合は、TariTaliが調査してくれます!
ということで、知らないと損するキャッシュバックサービスですが、キャッシュバック率・サービス面など比較しても、先ほども書いた通り個人的にはTariTaliが断然おすすめです!
僕もTariTaliを使い始めてしばらく経ちますがトラブル等は今のところ一切ありません。
なので、ご自身の使用している海外FX業者がTariTaliで取り扱っている場合は、TariTali一択かと!
ただ、TariTaliは取り扱いFX業者が多いわけではないので、もし取り扱っていない場合はFinalCashBackやRoyalCashBackを検討するというのがいいかと思います。
以下、各IB業者のまとめになります!
おすすめNo.1です! TariTali(タリタリ) |
|
---|---|
出金方法 | 国内・海外銀行振込、bitwallet、SticPay |
最低出金額 | 1,500円 |
出金手数料 | 無料(海外銀行振込時は手数料あり) |
キャッシュバックの反映 | トレード毎に取引後数時間程度 |
キャッシュバック支払いサイクル | 出金最低額を超えていれば、いつでも可能 |
取り扱いFX業者数 | 20社 |
・キャッシュバック率含め、他のIB業者と比べて圧倒的なサービス!
・おすすめNo.1です!
FinalCashBack(ファイナルキャッシュバック) | |
---|---|
出金方法 | 銀行振込、PayPal |
最低出金額 | 5,000円 |
出金手数料 | 銀行振込:無料、PayPal:3.6%+約40円 |
キャッシュバックの反映 | 翌月25日に1ヵ月分をまとめて |
キャッシュバック支払いサイクル | 翌月25日から3営業日前後に自動的に振り込み |
取り扱いFX業者数 | 36社 |
・キャッシュバック率は低いものの、取り扱い業者数はNo1です!
・TariTaliでの取り扱いが無い場合の候補として最適かと思います。
RoyalCashBack(ロイヤルキャッシュバック) | |
---|---|
出金方法 | 銀行振込 |
最低出金額 | 5,000円 |
出金手数料 | 無料 |
キャッシュバックの反映 | 翌月20日に1ヵ月分をまとめて |
キャッシュバック支払いサイクル | 出金最低額を超えていれば、月に一度可能 |
取り扱いFX業者数 | 15社 |
・TariTaliに匹敵するほどのキャッシュバック率!
ただ、サイトに会社の所在などの表記が無い点で不安な部分も。。
上記理由もあり個人的にはあまりおすすめ出来ないIB業者になってしまいますが、キャッシュバック率で選ぶのであればTariTaliの次の候補になるかと思います。
やっぱりTariTaliが圧倒的ですね!
ほんとにおすすめです!!
TariTali(タリタリ)の登録と口座開設方法は、別の記事で解説しています↓
TariTali(タリタリ)の登録とXM、Titan口座開設方法
今回はこのあたりで!。・ω・)ノ